日曜日の朝11時に、25年乗った愛車を取りに来られる予定になっておりました。
そのため、暗いうちから除雪しまして、明るくなってから、夏タイヤとワイパーを車に積み込みました。
購入してから一度も使ったことのない牽引ロープやバッテリー上がりのためのケーブルは、スペアタイヤのそばに入れてありますが、そのままにしておきました。
とても古いので、必要だと思った時は、新しいのを購入します。
窓ガラスが凍っておりましたので、10時ごろエンジンをかけて融かしました。
エンジンをかけるのは、これで最後なのかと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
凍り付いていたものは、きれいに除けまして、本当にお世話になったと感謝しました。
10時半ごろ、営業の方からショートメールで連絡が来て、人が足りないので、鍵を取りに伺いたいとのことでした。
承諾すると、すぐに取りに来られるとのことですので、車のキーを持って外でお待ちしました。
営業の方に鍵をお渡しして、車を取りに来られた時に、何か書くものがあると伺っていたのですが、急いでいるようで、必要な場合は後日、連絡いたしますとのことでした。
車を取りに来るのは、夜になるそうです。
最後に車に乗って、お店まで行きたい気持ちになりましたが、途中で何かあった場合に困りますので断念しました。
歩いて買い物へ行きまして、夕方、車周りを除雪いたしました。
もう見ることがないのかなと思いまして、車の上に乗っていた雪を除けて、車体を撫でまわしました。
暗くなってから、見に行きましたが、車はまだあります。
ずっと、このまま置いておきたい気持ちになりました。
愛車だって、同じ気持ちのはずです。
しかし、午後8時前に見に行くと、車はありませんでした。
愛車さん 悲しいですが さようなら タイヤの跡を 歩いてみたわ