はははのはのおはなし

私の歯を勝手に削ったのは、逮捕されて無罪になった歯科医ではありませんが、無罪になったニュース記事を引用したところ刑事告訴され、刑事さんから取り調べを受けました。その記事は地方法務局を通じて、1年以上前に見られないようにされておりますが、その歯科医は私に対して、非常に強い処罰意志と逮捕を望んでおられるとのことです。

勝手に歯を削られたのですが、調書の印刷は時間がかかります。

50代の刑事さんが、鞄からとても使い込まられてるケーブルを取り出し、パソコンとプリンターに挿し込みました。

これで印刷ができると思いましたが、プリンターは作動しません。

若い刑事さんが、用紙をそろえて入れ直しをしておりましたが、プリンターは動きません。

どうするのかなと思っていたところ、やっと印刷できました。

確実に10分は、印刷されるのを待ったと思います。

 

若い刑事さんが、印刷された用紙を見て、文字の打ち間違いを知らせ、50代の刑事さんが直して、印刷し直しました。

再び、印刷されたものを若い刑事さんが確認してから、50代の刑事さんに渡し、それを私に差し出して、内容に間違いがないかどうか確認して下さいとのことです。

渡された用紙は、7~8枚あったように思えますが、プリンターの調子が悪いようで、裏側にトナーがこびりついておりました。

ブログに書いたことも引用されて、私に質問されたこと以上のことが書かれておりました。

じっくり読みましたが、何か違和感がありました。

 

「とてもよくまとめられておりますが、私の気持ちが微妙に違うような気がします。」

『納得のいくまで直します。』

「この方は、私が逮捕されたら、この問題は解決すると思われているのでしょうか? 実際は、どのようなことがあったのかはわかりませんが、治療の際、同意書があれば、患者さんから何か言って来られても逮捕されることはなかったと思います。私も無断治療をされて、歯科医師会に同意書を取ってから治療をしていただきたいとお願いしましたが、拒否されました。同意書を取るのは、保険外で、危険を伴う治療の際のみだそうです。それは万が一、失敗した時に、患者ではなく、歯科医を守るためですよね。」

『そのとおりです。こちらからも、歯科医師会には同意書を取ってから治療していただきたいとお願いしました。』

「1回ではダメです! 何回も繰り返しお願いしていただきたいです!」

 

刑事さんから、少し込み入ったお話しも伺い、気になっていたことを伝えました。

 

「逮捕記事は、本当のことなので、載せるのはよくないと思い載せませんでしたが、無罪記事は言い方が悪いですが、歯科医にとってはよいことなので載せてもよいと思ってしまいました。」

『それは逆です。本当のことは公共性がありますので、ある程度は載せてもよいです。』

「そうなのですか……。」

 

逮捕ニュースは、たくさん報道されましたが、無罪記事はほとんど報道されなかったので、私の周りでは知っている人はいませんでした。

ブログ記事には、引用したURLを貼ってしまいましたので、引用元にも迷惑をかけてしまったと思いました。

私と同じように、告訴されているのではないかと思いました。

その後、刑事さんがパソコン画面に、こう入力しました。

 

『調書、どうしますか? 訂正しますか?』

「んー。まぁ、これでいいです。」

 

刑事さん二人が、こけるようなしぐさをされたので、コントのようだと思いました。

 

続きます。

 

プリンター やっぱ有線 一番だ すぐ反応し 結果もわかる