マックスバリュで、鹿児島フェアをしていましたが、終了したため商品がお安くなっておりました。
半額以下の物もありまして、食べたことがなかったので購入しました。
それは、迫田食品のあく巻という餅菓子です。
笹の葉に包まれておりまして、その笹の葉が黒っぽいこともあり、あまりおいしそうに見えません。
それでも購入したのは、元の金額が700円近くしているのに、税込み108円なのです。
そんなに安いと、仕入原価が気になるところですが、おいしくなくてもよいかなというお値段です。
もの凄く迷ったのですが、原材料がもち米(国産)、木灰となっておりまして、お餅ですので、不味いということはないと思いまして、2個購入いたしました。
袋に切り込みを入れて、電子レンジで好みの柔らかさになるまで温めて下さいとありまして、600Wで2分となっておりますが、熱々になってしまいそうですので、1分半にすることにしました。
別添えできなこが入っておりますので、きなこを出すために袋の端を切って出して、そのまま電子レンジで温めました。
さわってみまると、ほんのり温かく柔らかくなっております。
笹にかかっている紐を切りまして、笹をはがしますと、中から黒褐色のお餅が出てきました。
おはきの餡が足りなくて、薄く包んだような感じですが、灰汁で黒くなるのでしょうね。
食べやすい大きさに切って、添付のきな粉をまずしてお召し上がり下さいとのことですので、包丁を出すのが面倒でしたので、キッチンバサミで切りましたが、柔らかいので、ハサミにくっついてきました。
なんとなく、スプーンですくって食べた方が食べやすいような気がしましたので、きな粉をたっぷりかけていただきました。
きな粉がついていところを食べてみますと、とても柔らかいお餅で、おいしいです。
きな粉と一緒に食べますと、信玄餅の黒蜜がないだけで、きな粉に砂糖が入っているので、あまくておいしいです。
おいしいのですが、量が多くてお腹いっぱいになりました。
大きさは、おにぎり2個くらいあります。
食べ足りないくらいが丁度よいので、もっと小さくした方が売れるのではないかと思います。
小さな個包装にすると、配りやすいですので、お土産にもよさそうです。
あく巻のことを調べてみました。
あく巻は、木やそばがらなどを燃やした灰からとったあく汁に浸したもち米を孟宗竹の皮で包み、数時間煮込んで作る鹿児島の郷土菓子で、ちまきとも呼ばれ五月の節句に食べられています。
あく汁には殺菌効果があり、あく巻は日持ちがよいため保存食としての役割もありました。
もともと関ケ原の戦いで、薩摩軍が「あく巻」を兵糧食として携帯し、腹を満たして士気が上がったと言い伝えられているそうです。
兵糧食と考えますと、おにぎり2個くらいの大きさでよいのでしょうね。
戦いは嫌なので、小さめを希望します。
鹿児島のあく巻は、おいしかったです。
鹿児島の あく巻食べて 思うこと 笹の葉巻いた 飯も美味そう