友だちから、日本酒の呑み比べセットをいただきましたので、毎週、楽しみに呑んでおります。
今回で最後になってしまったのですが、福島県花春酒造の結芽の奏純米大吟醸をいただきました。
福島県花春酒造は、『創業享保三年(一七一八年)。良質で美味しいお米と地下水、そして酒を育てる気候に恵まれた三百年以上の歴史ある蔵元。』と説明にありました。
福島の日本酒は、水とお米がよいので、本当においしいです。
事故がなければ、ずっと呑んでおりましたが、呑まなくなってしまいましたので、福島の日本酒は、とても久しぶりになります。
結芽の奏純米大吟醸は、『会津産「まいひめ」を五十一%まで磨き上げ、ゆっくりと低温で醸し出した、香り控えめの食中酒として楽しめる純米大吟醸です。』とありました。
結芽の奏と書いて、『ゆめのかなで』と読ませるなんて、今風ですね。
緑色のラベルに、白文字で『YUMEnoKANADE』と五線譜上に書かれており、♪から芽が出ているイラストが描かれています。
丸の中に奏を印鑑文字にしたような文字と、YUMENOとありました。
その下には、結芽の奏が筆文字で書かれており、日本酒名を強調されております。
オシャレな感じにしたいのならば、ローマ字だけの方がよいと思いますし、老舗の蔵元の日本酒として販売したいのならば、筆文字だけの方がよいのではないかと思いました。
ラベルは、お酒を選ぶ時に必ず見ますので、何を伝えたいのかわからなかったです。
ラベルよりも、純米大吟醸と白い紙に黒の筆文字が緑色のビンに貼られている方が目立ちました。
いただきましたところ、香りはなく、酸味が少しきつい感じがしました。
癖がなくて呑みやすいですけれども、これが純米大吟醸かぁと期待していただけに、残念でした。
いただいてから、1ヵ月も冷蔵庫に入れていたため、酸味がきつくなってしまったのだとしたら、もったいないことをしてしまいました。
家の冷蔵庫は、私の歯が耐えられる温度にするため、高めに設定してあります。
温度が高いと、食品が傷みやすくなってしまいますが、冷蔵庫から出したての物を口にするには、仕方がないのです。
日本酒は成熟しますので、すぐに呑まないとダメですね。
毎日、飲むべきだったと、ちょっと反省しました。
今回、日本酒呑み比べセットで一番おいしかったのは、新潟県加藤酒造のマル加大吟醸です。
微炭酸の白ワインのようで、とても呑みやすくておいしかったですが、店頭で見かけたことがないのが残念です。
ごちそうさまでした。
日本酒は 置いておくほど 熟成し 酸味がついて 好み分かれ目
歯医者では 好きに削って よいならば それを公表 するべきですよ