昨日の記事の続きになります。
11月2日14時に、チャイムが鳴りましたので、ドアカメラで確認しますと、鍵を直して下さる業者さんのようでした。
インターフォンを通じて「お待ち願います」と声をかけると、業者さんは去って行かれました。
マスクをしてからドアを開けると、その方はいません。
物置へ行かれたのだとは思いましたが、私がドアを開けてからにしないと、悪戯と間違えてしまいそうです。
上着を着て、物置へ行くと、業者さんがおられました。
ちなみに、業者さんは70代くらいの男性で、一人で来られました。
業者さんは、電動のこぎりで物置の鍵を切り始めましたが、下に何も敷いておりませんし、養生もされていないので、大丈夫なのかと思いました。
物置のドアは、鍵がかかっている状態ですと5㎜くらいしか開かないので、傷をつける心配があります。
柱とドアの間に電動のこぎりの歯を置くまで入れましたが、そこに鍵はないのではないかと思われる上の方を切っております。
何度しても切れないようで、困っておられました。
物置の入り口の柱の表面も、切れてしまっていたので、中止して欲しいと思いました。
もしも、私が同じことをするならば、接着剤を入れられた鍵穴の部分に電動ドリルを入れて、ある程度接着剤を取り除いてから、鍵が入りそうでしたら、鍵を入れてみると思います。
入口にしか接着剤が入っていなければ、それで開くと思います。
接着剤を溶かすものも売っておりますし、鍵につけて差しれているうちに、取れるのではないかと思いました。
ダメな時は、鍵を入れる部分をドリルで壊してしまい、物置の鍵は下から引っかけるタイプですので、そこに針金を引っかけて、鍵がかかっている部分を下すようにすれば、開くのではないかと思いました。
素人考えと、プロとは違うのでしょう。
「入口のところに何か置いてありますか?」
マスクをされていない業者さんが言われましたが、邪魔になるようなものはないような気がしましたので、私は首をかしげました。
業者さんは物置のドアを開くだけ開けて、鍵の位置を確認すると、電動のこで切り始めました。
それまでは静かな音で何も感じませんでしたけれども、今度は金属が切られているような響きが伝わってきました。
それと同時に、柱の表面も切れて行きます。
鍵のことよりも、こちらの方が心配になりました。
無事に鍵を切り終わりまして、物置が開きましたが、柱は物置の中の部分の方がえぐれております。
入り口近くに5段プラスチックケースが置いてあり、えぐられたように切れておりました。
「あー、切れちゃった。」と業者さんは言いました。
何事もなかったように、鍵を外して、新しい鍵を取り付けておられました。
取り付けが終わった後、新しい鍵を渡され、請求書を出されましたので、私は柱に触れながら問いかけました。
「このままですと、私が出る時に修理しなければいけなくなります。」
「何か塗れば大丈夫。」
「修理してくださるのですか?」
「します。」
「それでは、鍵は開けたままにしておいた方がよいですよね?」
「今日はしません。」
「後でしてくださるのですか?」
「はい……。」
封筒に入れて準備してあった18,700円をお渡しすると、領収書を渡されました。
封筒の中身を確認されずにポケットに入れて帰ろうとされるので、「中を確認されなくてもよいのですか?」と言うと、確認されてお帰りになられました。
柱やドア、プラスチックケースも削られてしまいましたが、一言の謝罪もありませんでした。
金属片や木くずがすごかったので、私が掃除をしました。
物置の鍵は付け替えていただきましたが、プロの仕事とは思えません。
プロならば、他の物に傷がつかないように配慮しますし、ある程度、掃除もしていってくれます。
お客様の持ち物に傷をつけておいて、謝罪ができないのは、人としてどうなのかと思いました。
納得できませんでしたので、お金を払うべきではありませんでした。
続きます。
素人に 頼んだ方が よかったわ 柱もドアも 傷つけられた