2019年2月8日、午前6時。
私はいつものように、除雪のためにスノーブラシとスノープッシャーとママさんダンプを持って、駐車場へ向かいました。
外はまだ暗く、街路灯に降っている雪が照らされていました。
車の上には、5㎝くらい雪が積もっております。
運転席のドアの上の雪を除けて、エンジンをかけました。
冬の間は、車に乗らなくても、毎日、エンジンをかけております。
凍っているフロントガラスを融かすのと、バッテリーの上がりを防ぐためです。
車から降りて、車の上の雪を除けたところ、リアガラスが割れていることに気がつきました。
自然に割れることなんて、あるのでしょうか?
車体を見ましたが、リアワイパーは、なんともなく、ガラスだけが粉々でした。
他は何ともないかどうか確認するのに、雪を除けると、フロントガラスの運転席側に、鈍器で殴ったような穴が開いていて、ヒビが入っていました。
これは、警察を呼ばなくてはいけません!
エンジンを切ってから、すぐに部屋へ戻って、携帯電話と免許証と筆談道具を持って、外へ出ました。
私は聴覚障害者のため、電話連絡できません。
近所の方が除雪に出て来ないかと思って見たのですが、誰も出て来られません。
同じ棟の方で、電気がついている部屋のチャイムを鳴らしましたが、出てくださいませんでした。
私でも、6時にチャイムを鳴らされたら、出ませんね。
どうしようと思ってと、除雪されている方を発見!
声をかけて、警察を呼んでいただきました。
お仕事へ行くのに、時間を取らせてしまったのではないかと思い、朝のお忙しいところ、電話してくださったお礼を言うと、病院へ行くために、早朝に除雪をされていたとのことでした。
除雪を続けて欲しいことを伝えて、車のそばへ戻りました。
待っている間、寒くて鼻水が出たため、車の後部ドアを開けて、ティシュを取りました。
その時に、リアガラスの破片が車内の奥まで入っているのを見ました。
これは、自然に割れた訳ではないと思いました。
小さな傷がついていて、何もぶつかっていないのに、車のガラスが割れたというのをインターネットで見たことがありますが、自然に割れたのでしたら、こんなに奥の方に破片があるわけがありません。
10分くらい経過後、パトカーに乗った1人の警察官が、いらっしゃいました。
緊急ではありませんので、サイレンの音は鳴らしていないと思いますが、赤いライトは目立ちますね。
パトカーが来たのを見て、電話してくださった方も、除雪道具を持ったまま来てくださいました。
警察官は男性で、30代に見えました。
車を確認していただき、警察官から、こう聞かれました。
「恨まれているとか、こういうようなことをされる覚えは、ありますか?」
「恨まれていることはあります。」
「車内で、お話を伺います。」
警察官が、パトカーの後部ドアを開けてくださいましたので、私はパトカーに乗りました。
リアガラス 粉々割れて フロントも 穴が開いてた 犯人誰だ
歯科医師が よいと思えば 削るだけ 患者様には 何も伝えず