先日のお昼休みに、同僚が電話をしておりました。
何となく深刻そうで、何かあったのかなと思っておりました。
お昼休みが終わっても、同僚は戻ってくる気配がありませんので、同僚がしていた仕事をしました。
大分経ってから、同僚が戻ってきまして、東京警察庁のサイバーセキュリティ対策本部から電話があったと教えてくれました。
旭川の人が被害に遭い、同僚の口座が使われているので、同僚が容疑者となっているが、捜査中なので誰にも言ってはいけないと言われたそうです。
何だか怪しいので、電話番号を見せてと言ったところ、スマートフォンに表示された初めの番号が『+1』でした。
国際電話だということがすぐにわかりましたので、警察ではなく詐欺であることを伝えました。
パソコンで調べたところ、アメリカからかかってきていますので、同僚のパソコンにも同じ画面を表示させましたが、そこには詐欺なので、絶対に電話に出ないようにしてくださいと注意事項がありました。
何を聞かれたのかを伺うと、同僚の個人情報が漏れており、確認したいとのことで、問われるまま同僚の氏名、生年月日、住所、家族構成を答えたそうです。
『馬鹿だね。自分から個人情報を漏らしてどうするの!電話を作る時に、免許証を出しているので、警察からならばフルネームで誰誰さんですかと言われるよ。』
『そうだよね。どうしよう……。』
心配ならば、警察へ相談に行くように言いましたが、今のところ被害がないので、聞いてくれるだけで何もしてくれないことを伝えました。
着信拒否しても違う番号から来るので、知らない番号から来ても出ないことと、繰り返し電話が来ることが耐えられないならば、電話番号を変えるように伝えました。
電話に出てしまっても、すぐに切れば問題なかったのに、1時間以上、話をしております。
カモリストに載ったので、他からも電話があるかもしれません。
住所も伝えてしまったので、代引き小包が届く恐れがあることを伝えました。
同僚は警察へ行くと言っていたので、ネギを背負って行くように言いました。
続きます。
カモさんは ネギを背負って 行きなさい 個人情報 自ら漏らす