今週のお題「好きな漫画」
細川貂々さんの本は、大好きなのですが、生きづらいと感じている私に、ピッタリな内容でした。
当事者研究というのがあるのですが、困りごとを話し、どうしたらよいのかをみんなで考えて、生きる知恵を生み出します。
困りごとを言葉にすることで、自分が何について悩んでいるのか、客観的に判断できますし、それを聞いた人も相手の悩みを理解して、様々な意見を出し合います。
意見を聞いて、こうした方がよいのではないかと考えられますし、悩んでいるのは自分だけではないとも思えます。
色々な感じ方や考え方があって、人それぞれ違うのに、同じようにしなければならないのは、生きづらくて大変です。
今の社会では、残念なことに人と違うのは認められませんので、声の大きい人に合わせていくようになっています。
人とちょっと違うだけで、何か言う人の方が間違っています。
みんなが違うことを認めて、生きていくことができれば、とても生きやすいと思いました。
本によりますと、ネガティブって、悪いことではないのですね!
ネガティブなのに、ポジティブなフリをしている人の方が問題だそうです。
私はネガティブなのですが、ネガティブ思考を受け入れて、今のままの自分を認められるようにすると、人生が楽になることがわかりました。
本の中に、北海道浦河町にある統合失調症の方たちが働いている『ぺてるの家』が出てきます。
ぺてるの家のことを初めて知ったのはテレビなのですが、精神病院に入院していなければならないような方が、普通に街で暮らしております。
障害者施設が建設されると、反対運動が起こるところもありますが、浦河町の方たちが、過疎化の解消になっているので、いてもらわないと困ると話していたのが印象に残っています。
生きているのは、その人に役割があり、病気であっても、その病気を通して何か役割を果たしているとありました。
私が、営業先の歯科で勝手に歯を削られたのも、何か役割があるのかもしれません。
歯科医師会が言われるように、主治医の判断が最優先されるのではなく、患者の意に沿った治療を行えるようにしていかなくてはいけません。
同意書を取るなど、無断で治療できない仕組みを作るべきです。
漫画ですので読みやすく、とてもよかったので、2回読みました。
ネガティブは 悪いことだと 思っていた 自分を認め 楽に生きよう
同意書を 取って治療を するべきだ 無断で削る 歯科許すまじ