今枝誠二著『現役歯科医が警鐘こんな歯医者に行ってはいけない』を読みました。
医療保険制度では、予防に時間をかけてもお金にならないので、適当に診察して、たくさんの患者を診なければ、経営していけないのだそうです。
治療すればするだけ、お金になりますので、酷い歯医者は悪くない歯でも、治療しているそうです。
そうして私のように、勝手に歯を削られて、苦しむ人が出て来るのですね。
日本の医療保険制度は、歯科医が儲けるためにあるのでしょう。
こんな歯科医に行ってはいけないということで、待合室が混んでいるところがあげられております。
混んでいるのは、必要以上の予約を入れているからであって、人気がある訳ではないそうです。
治療内容によって、かかる時間が違いますので、きちんとした歯科ならば、混雑することはないようです。
短時間にたくさんの患者を診ることをタコ焼き診察と言われていて、10分から15分で診察が出来る訳がないそうです。
医師として良心があれば、そんことまでして儲けたいとは思わないとありました。
そういえば、ヤブ歯科では全く関係のない話は長々としましたが、私の歯を遠くからチラッと見ただけで歯並びが悪いと言われ、歯を無断で削りました。
レントゲン写真も歯科助手のみが見て、私も歯科医も見ませんでした。
ヤブなので、医師としての良心なんて、全くなかったのでしょう。
ヤブ歯科医院では、混んでいる時は座る椅子がないくらいでしたが、空いているときは、患者さんは一人もいませんでした。
唾液などを吸い取る機械の先も、患者ごとに取り替えないと感染する恐れがありますが、取り替えずに消毒液につけてタオルで拭くだけでした。
儲け重視なので、取り替えていたら大変なことになります。
歯科助手が患者の口の中を触ってはいけないのに、歯科医が歯を削った後で、歯科助手が歯の研磨をしました。
こういう歯科医院も多いみたいで、面接の時に出来ますとアピールしてくる方もいるそうです。
現役歯科医が、こうやって書かれるのは、他の医院で大変な思いをされた患者さんが来られて、やり直し治療をすることがあり、医療制度と儲け主義の歯科治療に疑問を持たれているからだそうです。
本来であれば、予防にも保険が使えると治療期間が短くなり、保険料も少なくなるはずです。
そうしないのは、悪徳歯科医を儲けさせるためとしか考えられません。
診察室で行われたことは、患者が望んだことではなくても治療であり、主治医の判断が優先されますので、患者が裁判をかけても負けてしまいます。
私も弁護士が控えているところへ相談しましたが、他のところへまわされ、そこでは、放っておかれました。
人ごとだから放っておいたのでしょうが、どんな歯科治療であっても、歯科医は無敵ですので、どうにもならないことがわかっていたのだと思います。
一日も早く、患者のための歯科治療となることを祈るばかりです。
歯科治療 歯科医のために ありますが それを隠して 営業してる