住んでいるところには、トイレとお風呂場に非常用ボタンがあります。
引っ越してきた当初、押したらどうなるのか興味がありましたので、押してみましたが、玄関チャイムの押すところが緑から赤に変わって、点滅するだけでした。
知人が来られた時に、説明のために押して見せて、どこかへ通報される訳でもなく、音もなりませんし、意味がないと言ったことがありました。
お風呂場の非常用ボタンは、洗い場の右手の下に近いところに付けられております。
椅子を使う人ならば、もしかしたら触れにくいのかもしれませんが、私は使いませんので、押してしまい慌てて切っておりました。
誰かが玄関前にいないとも限りませんので、念のため、走ってドアスコープから覗いて、誰もいないことを確認していました。
切れば問題ないのですが、たまたま赤いランプに気づいた隣の方が、チャイムを押して下さいましたが、聴覚障害者である私にチャイム音は聞こえません。
この時も、玄関前に誰もいませんでしたので、浴室へ戻って、のんきに入浴しておりました。
チャイムを押しても応答がないため、管理会社へ連絡されまして、玄関チャイムのランプがついていることに気がついた私が出ると、管理会社の方2名と隣の方がおられました。
みなさんのお顔が、こわばった感じでしたので、何があったのか、すぐに気が付きました。
「すみません。非常用ボタンを押してしまいました。申し訳ありません。」
どっと笑い声が出まして、ほっとした感じで帰って行かれました。
数秒しか点滅していなかったと思いますが、心配して連絡して下さったことに感謝でした。
同じ記事を書いたような気がしますが、この話には続きがあります。
非常用 通常じゃない ボタンです それを押したら 非常事態に