今日は、よい天気で暖かでしたが、急に暗くなってきました。
窓から外を見ると、白くて長い雲が右側にあり、左側はモクモクとした雲に覆われていました。
なのに、真ん中だけ青空でしたので、変だなと思いながら空を見ていました。
目の前の青空に、白い雲が浮かんでいました。
その雲を見ていると、二つの眼が光りました。
「あ! 龍だ!」
雲の間から光が射していたのですが、丁度、眼の部分にあたりました。
細長い龍の顔が、はっきりと見えました。
右の方を向いていた龍が、少しずつ私の方へ向きました。
指を曲げたような感じの右手は、こちらの方に向けて、左手は下に向けていました。
光る眼が私を捕らえ、龍に見つめられたような気がしました。
龍雲を写真に撮って、待ち受け画像にするとよいと聞きますし、友だちにも見せたいと思い、携帯を取って写してみましたが、もたついている間に、ただの雲になっていました。
もう一度、龍を見たいと思いましたが、雲は移動して行き、龍の姿にはなってくれませんでした。
どこかに龍がいるかもしれないと思い探しましたが、龍の姿はどこにもありませんでした。
その後、段々と雲が厚くなって、空全体を覆いました。
午後3時半くらいでしたが、とても暗くて、本を読むには灯りが必要だと思いました。
白い雲でしたので、雨雲という感じではなく、分厚い雲に空が短時間で覆われました。
何となく、龍っぽい雲は見たことがありますが、こんなにはっきり龍だとわかるようなのは、初めてです。
眼が光りましたもの!
ネットで調べましたところ、長い雲も龍なのですね。
右側の雲は、龍の身体だったのでしょうか。
龍雲を見ると、よいことがあると思っていたのですが、悪いことが起きる前触れという説もあるようです。
よいことがある方がよいので、よいことが起こる前触れだと思うことにします。
龍神が 空から街へ やってきた 下界を眺め 眼を光らせる
歯科医師が 患者指差し 怒鳴りつけ 診察室に 放っておいた