2024年本屋大賞受賞作である宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』とその続編『成瀬は信じた道をいく』を読みました。
中学2年生の女の子が、閉店を控えるデパートへ毎日通って、ローカル局の中継に映ることに決めたことを幼馴染の島崎さんに宣言するところから話が始まります。
その成瀬さんを理解して、島崎さんは一緒に中継に映ったり、お笑いの頂点を目指す成瀬さんとコンビを組んで、漫才をしたりします。
周りを巻き込みながら、よりよい状況にしていくところが凄いです。
いきなり坊主頭にして、人からどう思われようと気にしない成瀬さんに、惚れました。
嫌がらせをされても、気にしていないようですし、強い人だと思ったのですが、幼馴染が引っ越すことになった時は、動揺しているところに人間味を感じました。
面白くて1回では読み足りないので、2回目を読み始めたところです。
私も成瀬さんのように強くなって、左隣が何をしても気にならなくなりたいです。
強い人 どうすりゃなれる わからない 弱い私も 酒には強い