すみれ著『かみさまは中学1年生』を読みました。
前作の『かみさまは小学5年生』では、著者のすみれさんは日本で1番えらい神様で、他の神様や天使や赤ちゃんともお話しできるとありました。
今回は、あかちゃんがどんなことを考えているのかを直接、聞いてみた内容が書かれていました。
この世に生まれてくるのは、人間としての経験を積むためなので、障害を持って生まれてくるあかちゃんもいるそうです。
兄弟やお父さん、おばあちゃんを選ぶ赤ちゃんもいるけれども、最終的にはお母さんを選んでくるそうです。
親が赤ちゃんを殺してしまったニュースを見ますが、そういう親なのを知っていて生まれてくるのならば、悲しいことも辛いことも、全て経験するために自ら選んだことになります。
前作は楽しく読めましたが、今回は子どものころのことを思い出して、辛くなりました。
魂を激しく揺さぶられたような感じがして、現在、精神的に不安定でおります。
私は、辛いことや苦しいことは嫌ですので、経験なんてしたくありません。
しかし、振り返ってみますと、幸せになるのをわざわざ放棄して、そうしない方が楽なのに、辛い経験をするように自分自身で仕向けているところもあります。
本によりますと、生まれる前は、空から地上を見ているそうですが、子どものころは空を見るのが大好きでした。
朝日を探し、原っぱに寝転んで空を見て、夜は星や月を眺め続けました。
大きくなるにつれて、空を見る時間が減っていきましたが、何か関係があるのかなと思いました。
幼い時は、寝るのは嫌でしたが、目が覚めると早く起きたくて、布団の中で家族のみんなが早く起きないかとワクワクしながら待っていました。
今は逆で、寝る方がうれしくて、目が覚めると、また朝が来てしまった……。起きなきゃいけないと、毎朝がっかりしております。
辛い経験は十分に積んだと思うので、そろそろお空に帰りたいと思っております。
あかちゃんが家にいる、または、これからその予定がある方には、ピッタリの内容ですので、そういう方にプレゼントとしておすすめします。
あかちゃんは 選んで来たの ママのとこ 辛い経験 するためじゃない
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