手話通訳士が待機されている時の手の位置が、とても気になっております。
20年くらい前の話になりますが、通訳者が起立したまま、横に並んで待機されている場面に出くわしたことがあります。
ほとんどの方が、おへそのあたりに、両手を重ねておられました。
お腹でも痛いのかと、物凄く不自然な印象を持ちました。
最近は、おへその位置に両手を重ねて、接客されているところも多くなりました。
企業で、そうするように教育されているのだと思います。
知らなかったのですが、韓国のマナーだそうですね。
着物を着て、その位置に手を重ねてしまうと、せっかくの帯が見えなくなってしまいますので、日本ではありえないと思います。
韓国の民族衣装であるチマチョゴリならば、その位置に手を置いても、隠れるものがありませんし、ウエストの位置がわかって、足が長く見えると思いました。
国によって、マナーは違いますから、様々なのがあってもよいと思います。
ちなみに、小笠原流では、立っているときは、手は自然に体の横に下ろして、お辞儀をするときに、自然と太ももの位置にいきますが、両手は重ねません。
日本人は、日本のマナーをされるのが、よいと思います。
手話サークルでも、通訳に限らず、催し物で手話ソングを披露する時も、手はお腹の位置に重ねて置くように指示されました。
その理由は、次の手話をするときに、すぐに手を動かせるからだそうです。
気をつけの姿勢では、手が下にありますので、時間がかかるとのことでした。
そんなの1秒も変わらないと思いますが、それを代々、伝えているのでしょう。
手話は、お腹の位置ですることは少なく、基本的には胸の前ですることが多いです。
そう考えますと、手の待機位置は、胸元が正しいと思います。
手話通訳をされている方は、女性が多いですので、両手をブラジャーの上から胸を支える感じで待機するのが正解です。
その時に、胸をマッサージされると、胸が大きくなったり、形がよくなったりするかもしれませんので、一石二鳥です。
そうされると、男性も楽しめそうな気がしますので、手話通訳の依頼や、手話に関心を持たれる方が増えるのではないでしょうか。
手話通訳に関わる方は、ぜひ、ご検討していただきたいと思います。
手の位置が 手話通訳は 腹痛だ 胸元にして 目をくぎ付けに
できるだけ 削られるのは 嫌なのに 無断でしても 罪にもならず