手話には、五十音を表す指文字があります。
手話単語がわからなくても、指文字さえ覚えてしまえば、手話で会話をすることができます。
新しい言葉が出てきますと、同じように新しい手話単語も増えますが、指文字は一度覚えてしまえば、変わることがありません。
とても便利ですので、手話で会話をしたい方は、覚えた方がよいです。
五十音と言っても50個はなく、46個覚えるだけですので、たくさんある手話単語を覚えるよりも楽なはずです。
しかし、私は指文字が苦手です。
手話通訳者が知らない単語を知っていることが、たま~にあっても、指文字は難しいです。
五十音の順番通りには表現できますが、バラバラになると、あやふやな指文字になってしまいます。
私が間違えやすいのは、『ゆ』と『わ』、『ち』と『つ』です。
『ゆ』は、人中薬指の指先を上に向けて伸ばしたまま三指を離して、甲を相手に向けます。
『わ』は、甲を自分の方へ向けます。
人中指の指先を上に向けて伸ばしたまま、その二指をつけて、甲を相手に向ける『と』、甲を自分の方へ向ける『う』は間違えません。
同じようなのに、何故でしょうね。
きっと、『あいうえお』は最初に覚えましたので、身についたのだと思います。
『ち』は、親人中薬指でつまむ感じに指先をつけて指を伸ばし、小指だけ立て、つまんだ指先を相手へ向けます。
『つ』は、『ち』の形と似ていて、小指だけではなく薬指も一緒に立てます。
薬指を立てるのは難しいですので、少し立っていれば、大丈夫です。
薬指をできるだけ立てようとすると、指がつる恐れがありますので、気をつけてください。
指がつると言えば、数字の『8』に、右の出るものありません。
指先を横に向けて伸ばし、小指だけを折って、甲を相手へ向けます。
人中薬指の間は、なるべく離した方が、相手から見て、わかりやすいです。
小指が、きちんと曲がらないと思いますが、4本の指が伸びていれば大丈夫です。
私は、指文字を覚えたいと思っていますが、五十音の順番どおりには表現できますので、しりとりや、目についた物や、君が代を指文字してみるとかもしてみました。
君が代は、テンポがゆっくりですので、考えながらできますので、オススメです。
好きな歌を歌いながら、歌詞を指文字するのもよいと思います。
しかし、全ての指文字が出て来く歌は、少ないと思います。
それで、北原白秋さんの詩歌『五十音』を指文字でしてみました。
アナウンサーの方が、滑舌をよくするために、練習されているのでも有名ですよね。
耳が悪くなると、滑舌も悪くなりますので、発声しながら指文字をすれば、滑舌もよくなり、指文字も覚えられ、手を動かすと頭にもよいですので、一石三鳥です。
毎日、繰り返して、指文字を覚えたいと思います。
指文字を 毎日続け 覚えたい 手話で会話を 楽しみたいな
ブログ記事 毎日続け ヤブ歯科を 広めて行くよ 命をかけて