『突然、お手紙を差し出します失礼をお許しください。
私は、北海道〇〇市の〇〇と申します。
厚生労働委員で、歯科医でもあられます〇〇議員に、歯科診療についてお伺いしたいことがあります。
健康な歯を勝手に削られて、冷たいものにも熱いものにもしみて、鈍い痛みが続いています。
治療にならないことに、医療保険が使われていることについて、疑問に感じました。
先月3月末、北海道厚生局に問い合わせのお手紙を差し上げましたが、今のところ返事はありません。
どこへ問い合わせたらよいのかわからず、インターネットでご活躍されている〇〇議員のことを知り、失礼とは思いましたがお手紙を差し上げました。
とても長いですので、お時間のある時に、お読みになってください。
今(2017)年の1月に、何となく歯がしみる感じが2週間ほど続いていました。
〇〇市〇町にあります〇〇〇〇歯科へ営業で伺いました際に、受付で相談しましたところ、すぐに診察してくださいました。
かみ合わせが悪いということで、上の前歯の内側を私の同意なしに6本削られました。
院長先生によりますと、寝ているときに強く噛みしめているとのことで、マウスピースを作成しました。
削られた歯は、冷たい物も熱い物もしみて、人肌のぬるい物しか口に入れられなくなりました。
削られた歯に舌や食べ物が触れると、嫌な感じがするため、食材を飲み込める大きさに切って、柔らかく煮ました。
そして、前歯に触れないように、口の奥に入れて、舌と口の上でつぶすように食べるのを2週間以上、続けました。
水分も人肌でなければ、口にできませんでした。
すぐに他の歯科へ通院することも考えましたが、営業先ということもあり、他の患者さんにして欲しくありませんので、次回に伺った際、次のことをお伝えしました。
「冷たいものにも、熱いものにも歯がしみて、歯に舌があたっても嫌なこと」
「食事や水分を取るのも大変なこと」
「しみる感じがしていたのは、寒くて歯を食いしばっていたからなので、春になれば治ること。去年も同じ状態になったこと」
「マウスピースを作成するのならば、削らずに様子をみてもよかったのではないか」
「治療で削る必要があるときは、断って欲しいこと」などです。
院長先生は、私を指差しながら激怒されました。
「削る必要はあった」
「少し削っただけで食事がとれなくなるなんて、普通ではない」
「信頼関係が失われましたので、治療を中止します」
治療拒否ならば帰ろうと思い、伺ってみました。
「中止です。拒否なんて嫌な言葉は、使わない方がよいですよ」
歯がしみていましたので、しみ止めの薬をつけて欲しいとお願いしましたが、3時間以上、放っておかれ、一筆書かされて、しみ止めをつけていただきました。
長時間、居座って治療の邪魔をしたとは思いますが、他の歯科へ予約をしても一週間後になりますので、これ以上、我慢できなかったのです。
あまりのことに、足が思うように動かず、何度も転びそうになりながら帰宅し、夕飯を取らずに寝ました。
翌朝、熱を出して、嘔吐しました。
歯科医は男性ということもあり、しばらくの間、男性に見つめられるのが怖かったです。
削られた歯がしみるため、他の歯科へしみ止めをつけていただくために、1ヵ月以上通院しました。
しみ止めが効いて、削られた歯に舌が当たっても大丈夫になりましたが、鈍い痛みがあり、ずっと頭痛がします。
そこの歯科医によりますと、酷くしみなくなったのは、歯の神経が縮んだのではないかとのことでした。
薬が効いている間は、あまりしみませんが、熱いものを口にすると嫌な感じがします。
食事はとれるようになりましたが、胃が小さくなってしまったようで、食欲がありません。
正月と比べますと、一時4㎏痩せましたが、今は1~2㎏元に戻りました。
削られた歯に下の歯が当たると痛いため、爪磨きで少し削りましたところ、その歯もしみるようになりました。
歯科で削ってもらうのは、抵抗がありました。
下の歯が強く当たらないように、なるべく噛まずに飲み込んでおります。
歯に直接シュミテクトをつけると、一時的ですが、しみなくなるのをネットで知りました。
今も歯がしみて、鈍い痛みがあり、頭痛も続いていますが、歯科へ行くのが怖いので、4月初旬で通うのを止めました。
神経か歯を抜かない限り、一生このままかもしれないと思うと悲しくなります。
マウスピースは、舌ですら歯に触れることができませんでしたので、お断りしました。
私は重度聴覚障害者のため、医療費は初診料の510円のみ支払いました。
現物を見てもいないマウスピース代も、保険料で支払われているのかもしれません。
私に聴覚障害があるため、歯を削る説明を省かれてしまったのかしれません。
いつも筆談していただいております。
激怒されたのは、営業をさせていただいておりましたので、軽く見られているのかもしれません。
〇〇〇〇歯科へは、平成22年に初めて通院しました。
右上前歯の詰め物が変色していたので、取り替えていただきたくて、伺いました。
詰め物だけではなく、前歯を大きく削られてしまって、悲しかったです。
その時に、奥歯の根の治療を勧められました。
「今は何ともないけれども、将来的にはどうなるかわからない」と、院長先生に言われ、治療することになりました。
1週間に1度通院して、歯の根の治療だけで2~3ヵ月かかったような気がします。
後から考えますと、何ともないのでしたら、治療しなくてもよかったと思いました。
歯の根の治療終了後、歯の詰め物を全て取り替えられました。
最後に治療してから、2年ほどしか経っていない歯もあり、どの歯も不都合を感じていませんでしたので、取り替える必要があったのか、当時も疑問に感じました。
「次、ここ」と、治療するところを初めは言われましたが、取り替えた方がよいという説明はなく、2個目からは何も言われずに、次々と取り替えられました。
このときは、3月から7月まで、通院しました。
7年ぶりに通院しましたが、〇〇〇〇歯科へ行ったことを毎日、後悔しております。
〇〇〇〇歯科へ行かなければ、毎日、歯が気になることはなかったと思います。
〇〇〇〇歯科で上の歯の歯石を取っていただきましたが、しみ止めをつけていただくのに通院した歯科でも、上下ともに取っていただきました。
〇〇〇〇歯科では、歯の表面の汚れは取ってくださいません。
他の歯科では、何も言わなくても取ってくださいますが、〇〇〇〇歯科でお願いすると、歯1本2千円のホワイトニングを勧めらました。
歯肉のチェックもしてくださいませんでしたが、歯科医院によって違うのかもしれません。
余計な医療費を使うことになってしまったのは、私の落ち度ですので、とても申し訳ないと思っております。
営業先だからといって、おかしいと思った時点で、行かなければよかったのです。
〇〇〇〇歯科では、昨年の夏くらいから、患者数が減少していて、ずっと気になっていました。
たくさんの歯科医院がありますので、繁盛してくれないと、営業先がなくなってしまう恐れがあります。
他の患者さんにしてほしくなかったので、申し上げたのですが、今は怖くて営業にも伺っておりません。
わかりにくいと思いますので、まとめさせていただきます。
・患者に断りなく、歯科医の判断で治療をすることは問題ないのか。
・歯を削ったことにより、治療の必要が生じたことは問題ないのか。
・予約していたにもかかわらず、治療を中止して、診察室に3時間以上、放っておくのは問題ないのか。
誰もが一部負担で、診察を受けられる医療保険は、すばらしい制度ですが、それを逆手にとって、儲けている歯科医もいるのではないかと思いました。
患者のために、歯を削らないで様子をみてくださっている歯科医は、儲かりませんが、削らなくてもよい歯まで削って、儲けているのは医療機関ではありません。
〇〇議員は、歯科医で厚生労働委員でもありますので、どちらの立場もご理解いただけるのではないかと思いました。
歯が悪いと毎日、不快で本当にイライラしてしまいます。
前歯がスースーするため、現在も会話や笑うのが苦痛です。
私みたいな人が、これ以上、増えないように、力を貸していただけると助かります。
返信用切手を同封させていただきましたので、私に出来ることがありましたら、ご指示願います。
長文のわかりにくい文章で、読まれるのが大変だったと思います。
〇〇議員も、お身体と歯を大切になさって、お健やかにお過ごしください。
お忙しいところ、最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
平成29年4月17日
〇〇〇〇△議院議員 様
私の住所と名前』