はははのはのおはなし

私の歯を勝手に削ったのは、逮捕されて無罪になった歯科医ではありませんが、無罪になったニュース記事を引用したところ刑事告訴され、刑事さんから取り調べを受けました。その記事は地方法務局を通じて、1年以上前に見られないようにされておりますが、その歯科医は私に対して、非常に強い処罰意志と逮捕を望んでおられるとのことです。

勝手に歯を削られたのは、小さな文字でびっしりと書き込まれていたから。

「はい。」

 

奥さんが私に用紙を渡し、去って行かれました。

それは私が渡した手紙に、黒のボールペンで、びっしりと書き込まれていました。

院長先生が、書いてくださったようです。

 

何これ?

読んで、大変驚きました。

 

『少し削ったくらいで、食事が取れなくなるなんて、通常では考えられません。

 

削ったと言っても、ほんの少しです。

 

過剰反応すぎます。

 

常識が通じないようですね。

 

ザラザラした歯を磨いて、窪むほど削れることは絶対にありません。』

 

(マウスピースを作成するのならば、様子をみてもよかったのではないか)

『削る必要はありました。』

 

(寝ているときに、歯を食いしばってはいないと思う)

『わかりませんよ。食いしばっているかもしれません。』

 

(歯が削れるのが気になるので、歯磨き粉を使わないようにしている)

『歯磨きを使っていないのに、歯がしみるなんて、普段からよっぽど強く噛みしめているのですね。噛みしめすぎなのではありませんか。』

 

(マウスピースの型取りを3回も取り直したが、とてもしみた)

『すみませんね。きちんと合うものを作成しようと思い、何回も取り直しをしました。申し訳ありません。』

 

(削られた歯に舌で触れることもできないため、マウスピースは使えない)

『そんなの使ってみなければ、わかりませんよ。単に、思い込みが激しいのではありませんか。』

 

(下の歯の歯石は、取っても取らなくても、どちらでもよい)

『私も、どちらでもよいです。』

 

『こちらは誠意を持って、対応しています。患者さんを1時間以上も、お待たせして書きました。こんなもの後にして、いただきたいです。』

 

他にも書かれていましたが、よく覚えていません。

手元にあれば、全て公開しましたが、奥さんに回収されてしまいました。