前回と同じように、入り口の近くの診察台に案内されました。
奥さまにエプロンをつけていただき、紙コップを置いてくださったので、口をゆすいで待ちました。
また、緊張してきました。
私の側には、誰もいないまま、しばらく待ちました。
暇なので、周りを見渡しました。
斜め後ろの診察台では、歯科衛生士さんが、患者さんに処置をしています。
レントゲン室の入口の側に、院長先生がいました。
院長先生は立ったまま、こちらに背を向けて、何かをしていました。
その近くに、奥さまがいます。
何もすることがないので、窓から外を見たり、診察台ライトのアームに貼ってある障害者支援のチラシを何度も読んだりしていました。
斜め後ろの診察台を見ると、衛生士さんが笑顔で患者さんに話しかけています。
患者さんも、笑顔で返しているようでした。
院長先生は、お電話をしていました。
白い子機を耳に当てて、深刻そうな感じでもあり、腹を立てている感じでもありました。
結構、長いお話で、お電話が終わった後は、何か書いているようでした。
待つときは、長く感じるものですが、診察室へ入ってから、1人で、こんなに待つことはありませんでした。
院長先生が、他の患者さんの処置をしている間は、衛生士さんか奥さまがいてくださって、お話をしました。
本来ならば、奥さまがついてくださるのですが、私が渡したお手紙を読んで、気分を悪くされているのだと思いました。
お手紙には、現在の歯の状態と、今後は、治療前に説明していただきたいこと。
これから、していただきたい治療内容を書きました。
とても長く、A4用紙3枚になりましたので、お忙しい中、読むのは大変ですので、申し訳ないとは思いました。