翌朝、歯痛で目が覚めました。
夜中にも何度か目が覚めて、寝不足です。
気にしすぎでしょうか。
布団に入ったままで息を吸うと、前歯がスースーして、涼しいです。
室内が、寒いからでしょうか。
トイレへ行くと、寒いので、噛みしめてしまいそうになりました。
噛みしめなかったのは、削られた歯に、少しでも歯が当たると痛いので、出来なかったのです。
下の歯が当たらないように、口を開けましたが、口で息をすると、前歯がスースーするので、口を閉じました。
閉じた拍子に、下の歯が当たって痛いです。
歯が当たらないように、舌で押さえたいところですが、削られた歯に舌で触れると嫌な感じがするので出来ません。
口を閉じたまま、上下の歯が当たらないように、気をつけました。
顔を洗って、身支度をしてから、お弁当を作りました。
お弁当と言っても、握らないおむずびのおにぎらずなので簡単です。
具は、シャケが多いです。
ラップの上に、半分に切った海苔、玄米ごはん、スライスチーズ、ほぐしたシャケを乗せてから、胡椒を少々振りかけます。
そして、半分に折るだけです。
ラップで包んで、形を整えれば出来上がりです。
握らないので楽なのと、おにぎりとは違い、まんべんなく具があるので、食べても美味しいです。
ただ、握っていないため、気をつけないとボロボロ落ちることがあります。
歯が、こんなことになっても、そっと食べれば、なんとか食べられました。
おにぎりならば、削られた直後は、かぶりつくことができませんでしたので、食べられなかったと思います。
この時は、胡椒をふりかけましたが、今は使っていません。
香辛料は、歯にしみるため、ほとんど使えなくなりました。
削られた直後は、何をしても痛すぎて、何が歯にしみるのか、よくわからなかったのです。
朝食は、おにぎらずで使い残したシャケをおかずにして、味噌汁と玄米ごはんを食べます
削られた前歯に当たらないように、ごはんを箸で口の奥に入れて、舌と口の上でつぶして飲み込みました。
シャケも、よくほぐして、そのまま飲み込めるようにして、食べました。
下の歯が削られた歯に当たらないように、気をつけていますが、当たってしまい、顔をしかめました。
味噌汁は、熱いので、具だけ食べました。
食べるのに時間がかかりますので、ぬるくなってきたので、飲んでみましたが、歯にしみて、汁は飲めませんでした。
食べるのに、時間がかかりすぎて、お腹いっぱいになる前に食事を止めて、仕事へ行く準備をしました。