はははのはのおはなし

私の歯を勝手に削ったのは、逮捕されて無罪になった歯科医ではありませんが、無罪になったニュース記事を引用したところ刑事告訴され、刑事さんから取り調べを受けました。その記事は地方法務局を通じて、1年以上前に見られないようにされておりますが、その歯科医は私に対して、非常に強い処罰意志と逮捕を望んでおられるとのことです。

勝手に歯を削られたのは、濡れたガーゼで口元を拭かれたから。

「今度は、下の歯の型取りをします。」

 

歯科衛生士さんが、私の口の中へ、マウスピースの型取りを入れました。

上の歯の型取りの時に使ったものなので、すんなりと入りました。

下の歯に、押し付けるようにされました。

型を取るためのピンクのは、やはり冷たかったですが、歯にしみたり、痛んだりすることはありませんでした。

固まるまで、口を開け続けているのが大変でしたが、上の歯の型取りと比べたら、痛くないので楽です。

5~6分後、型取りを外されました。

1度で終わりましたので、上手く型取りできたようです。

 

「失礼します」

 

椅子を起こしてくださった衛生士さんが、私の口元を濡れたガーゼで拭いてくれました。

ピンクの型取りのが、口についているのでしょう。

たくさんついているのか、それとも取れにくいのか、何度も丁寧に拭かれました。

 

「お口をゆすいでください」

「はい。」

 

口をゆすぎ、今度こそ帰宅できると思っていたのですが、エプロンはまだ、したままです。

とにかく、早く帰りたいです。