はははのはのおはなし

私の歯を勝手に削ったのは、逮捕されて無罪になった歯科医ではありませんが、無罪になったニュース記事を引用したところ刑事告訴され、刑事さんから取り調べを受けました。その記事は地方法務局を通じて、1年以上前に見られないようにされておりますが、その歯科医は私に対して、非常に強い処罰意志と逮捕を望んでおられるとのことです。

勝手に歯を削られたのは、ボランティア活動のためなのか。

歯を磨いてから待合室の椅子に座って、5~6分経ったころ、診察室のドアが開き、奥さんが声をかけてくださいました。

スリッパラックから、黄色のスリッパを出してくださいましたので、履いて診察室へ入りました。

 

スリッパラックは縦長で、8段くらいになっています。

下の2段は、子供用の赤と青のスリッパが入っています。

診察前は、名前が呼んでくださった時に、スリッパを出してくださいますが、診察後は、患者が元に戻します。

入れる順番はないため、他の患者さんが使ったばかりのスリッパを履くこともあると思いますが、ラックに入れると瞬時に、殺菌灯が消毒してくれるのではないかと思います。

 

「こちらに座ってお待ちください。」

「はい。」

 

診察室へ入って右側、入口近くの診察台へ案内されました。

近くにあった籐のカゴの中に、リュックサックと上着を入れてから、スリッパを脱いで診察台の椅子に座りました。

スリッパは、履いたままの方がよいのかとも思いましたが、履いたままだと、スリッパが脱げないように足に力を入れているのも大変なので、私は脱ぐようにしています。

スリッパを履いていなくても、椅子が高いので、床に足がふれることはありません。

 

椅子に座ると、背もたれが倒された状態になっておりました。

奥さんは、診察に必要な器具等を持っていらして、テキパキと準備されています。

 

「失礼します。」

「はい。」

 

奥さんが私に、エプロンをつけてくれました。

水色の布地で、どう見ても、よだれかけにしか見えません。

 

診察台のライトがついているアームのところに、A4の紙があってありました。

『役目を終えた歯科金属で、難病児支援』

歯科金属を寄付して、難病の子どもや、発展途上国に学校を建設しているチラシでした。

ここの歯科で、歯科金属を寄付しています。

 

私の銀歯も、お役に立ったのかなぁ。

以前、通院した時に、歯の詰め物を数本取り替えました。

 

チラシを読んでいくと、障害者スポーツの歯科支援もしているようです。

一度読んだだけでは、理解できなかったので、もう一度読みました。

 

左後方の診察台では、歯科衛生士の方が歯石を取っているようです。

ちらりと見た感じでは、そこにはチラシが貼っていないように思えました。

 

私が障害者だから、この席にしたのかな。

ホワイトニングのが、なくなっている。

 

以前は、器具を置くテーブルと診察台をつなくアームの部分に、ホワイトニング説明のチラシが貼ってありました。

ポスターなどを壁に貼っているところは、よくあると思いますが、診察台に色々と貼っている歯科は、ここが初めてです。