はははのはのおはなし

私の歯を勝手に削ったのは、逮捕されて無罪になった歯科医ではありませんが、無罪になったニュース記事を引用したところ刑事告訴され、刑事さんから取り調べを受けました。その記事は地方法務局を通じて、1年以上前に見られないようにされておりますが、その歯科医は私に対して、非常に強い処罰意志と逮捕を望んでおられるとのことです。

勝手に歯を削られたのですが、非常用警報器を作動させてしまいました。

住んでいる部屋には、非常用の警報器がついております。

よく病院のトイレに、オレンジ色でボタンを押したり、紐を引いたりして、気分が悪くなったことを知らせる警報器と同じものです。

浴室とトイレについておりますが、作動させると、玄関チャイムに赤いランプが点滅します。

音も鳴りませんし、外部に知らせるわけではありませんので、誰かが通って、気づいた方が外部へ通報という形になります。

 

知人が来たときに、警報器があることを伝え、わざと作動させてみました。

知人に玄関前にいて貰って、非常用警報器のスイッチを入れました。

赤いランプが点滅していますが、昼間ということもあり、目立つこともなく、下を向いていたら気がつかずに、通り過ぎてしまうのではないかと思いました。

5分くらい作動させてみましたが、どなたも通りませんでした。

「音も鳴らないし、外部に通報もされないのに、こんなの意味ないよね。具合が悪くなって、スイッチを押しても、誰も通らなかったら、通報した時は死んでいるわ。」と言いながら、笑いました。

 

2月17日、入浴後、浴室の掃除をしました。

ダイソーで購入した水切りワイパーで、壁の水分を取った後、仕上げのため雑巾で拭きました。

その時に、うっかりと非常用警報器のスイッチを押してしまいました。

すぐに解除して、ランプが消えたことを確認してから、ドアスコープで、ちらっと玄関前を見ましたが、誰もいませんでした。

以前も警報器の紐を引いてしまい、解除するのに30秒くらいかかってしまったこともあり、慌てて玄関に行ってドアを開け、誰もいないことを確認ししたことがあります。

この時は、頭にバスタオルを巻き、腕まくりをして、足も膝までまくっていましたので、ドアは開けませんでした。

誰もいなかったので、掃除を再開しました。

その後、髪の毛をタオルドライして、洗濯をして、コーヒーでも飲もうかなと思ったところで、「ドン!」と音が響きました。

何? と思って、玄関チャイムを見ると、ベルが鳴っているようです。

慌てて出てみると、管理会社の方が2人と、お隣さんご夫婦がおられました。

みなさん真剣な顔をされています。

管理会社の方が、私に言いました。

「玄関のランプが点滅していたけれども、どうしましたか?」

「お風呂掃除をしていて、警報器のスイッチに触れてしまいました……。」

やっちゃったと思いながら言うと、爆笑されました。

「あっと思って、すぐに解除したのですが、申し訳ありません!」

私が頭を下げると、管理会社の方は、笑いながら去っていかれました。

お隣のご夫婦がおられましたので、もう一度、謝罪しました。

「すみません! すみません! 本当に申し訳ありません! 玄関を確認したのですが、どなたもおられませんでしたので、掃除を再開しました。」

「何もなければいいの。車のことがあったばかりだから、何かあったのではないかと思って心配していました。」

「すみません! 本当にごめんなさい!」

「大丈夫ですよ。」

「申し訳ありません!」

「大丈夫です。」

 

お隣のご主人は、途中で部屋へ戻りましたので、奥さまに謝罪し続けました。

丁度、町内会費の支払いがあったため、部屋へ戻られるのを呼び止めて、支払いを済ませました。

私も部屋へ戻って、携帯電話が点滅しているので見ると、車の保険会社へ電話していただいた方から2回、知らない番号から1回、電話が入っていました。

多分、私が警報器を作動させた時に、玄関ベルが赤く点滅しているのをお隣さんがご覧になって、チャイムを鳴らしてくださったのだと思います。

チャイムを鳴らしても出ないため、何かあったのではないかと思い、管理会社へ連絡してくださったのでしょう。

聞こえる方ならば、すぐに気がついて、大ごとにならなかったと思いますが、私は聴覚障害者のため、チャイムは聞えません。

誰も来ないと思いましたし、お風呂に入るので、音を光にする装置を切っていました。

わざとした訳ではありませんが、大変ご迷惑をかけてしまいました。

 

翌朝、除雪へ行くと、お隣のご主人が先にしてくださっていました。

「除雪をありがとうございます。もう終わってしまいましたね。昨夜は大変、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」

「いえ。」

「今回のことで非常警報装置が、使えることがわかりました。」

お隣のご主人は、笑ってくださいました。

これをきっかけに、仲良くできたらいいなぁと思いました。

 

その後、奥さまにお会いしたので謝罪しました。

その時は、にこやかに接してくださいましたが、やはり私と顔を合わせるのは辛いみたいです。

その後も挨拶をすると、挨拶は返ってきますが、こちらを向きませんので、目を合わせることはありません。

お詫びにお菓子を購入したのですが、目を合わすのも嫌な人から貰っても、嬉しくないと思いましたので、お渡しするのを止めました。

私に原因があるのでしたら、言ってくれた方がよいのですが、何も言ってくれないので、どうすることもできません。

私の身を心配してくださるくらい優しい方なので、お知り合いの歯科の評判を落とすようなことをしている私を許すことが出来ないのかもしれません。

私も、こんなことはしたくないのですが、被害者が出ないようにするには、こうするしかありませんでした。

これからも、ヤブ歯科のことを広めたいと思います。

 

警報器 ランプだけなら 意味が無い 作動させたら 大ごとになり

 

ヤブ歯科が いなけりゃ誰も 悪くない お隣さんと 仲良くできた