歯科医院を出て、家まで歩いて帰宅しました。
体がふらふらしていましたので、何度も、転びそうになりました。
足に力が入らないため、しゃがんでは歩くのを繰り返しました。
いつもならば、5分程度の距離を15分以上かかりました。
帰宅後、ぬるま湯でうがいをして、手と顔を洗い、着替えると、食事を取らずにベッドへ入りました。
歯がしみる感じがしただけなのに、今は、水すら飲むのも大変です。
食事も思うように取れません。
どうして、こんなことになってしまったのかと考えました。
歯科の受付で、歯がしみることを言うと、診察するのは当たり前です。
それが嫌であれば、相談なんて、してはいけなかったのです。
勝手に歯を削られたのに、再び行って、また、削られるかもしれないことは、想像できたはずです。
削らないで欲しいと言わなかった私が悪いのです。
それで、食事や水分を取るのも大変だなんて言ったら、気分を悪くするのも当たり前なのかもしれません。
これからは、削る前に説明をして欲しいなんて、院長先生にお願いするのもよくないみたいでした。
元々、説明しないで治療するのは、7年前に通院していたときに、気が付いていたのだから、行かなければよかったのです。
でも、指差しして、激怒って、どうなのでしょう?
患者さんを待たせているとか書いてありましたが、一応、私も患者です。
それとも、営業させてもらっていますので、私は患者ではなく、そうされても仕方がないのかもしれません。
治療を中止されたのに、居座ったらダメです。
しみ止めなんて、他の歯科でもつけて貰えます。
直ぐに帰ればよかったのです。
もう、あそこの歯科へは営業でも行けなくなりました。
私が悪い。
私だけが悪い。
息をしても、歯がしみるのは辛い。
食事や水分を取るのも苦痛。
歯というか、口の中が痛い。
生きているのが辛い。
楽になりたい。
生きていたくない。
死にたい。
そんなことを考えながら、一晩中、泣きました。
翌朝、目が覚めると、吐き気がして、嘔吐しました。
少し熱がありました。
鏡を見ると、目が腫れていました。